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2002年08月のアレ

2002年08月16日

4時からずっと遅くまで というページ発見。 面白い。基本的に、 何か概念的にとか、雑誌の記事系のように、 うまくまとめたものというのはリアルな感じが抜けてしまいがちだ。 姉妹勝ちと変換された時は思わずコケたが気を取り直してちょっとだけ。 無職年代記の2001年のところで、 の1月13日(不吉?)のところで、オーバーランの話が書いてあるのだが、 ここは微妙に意味がよく分からない。 普通、あれだと short num[SIZE_MAX];short num[100]; に置き換える瞬間に、 エディタでSIZE_MAXを100にreplaceするものだと思うのだが。 本文中「もしかしたら、既にお気付でしょうか」と書いてあるが、 普通、それよりもっと前に気付いていると思う。 というか、定数で書けるのだったら、何でマクロにしたのだろう?

Cは怖いそうだが、マクロを定数に平然と置き換えるという発想もかなり怖い。 一旦マクロにしてしまったら、もう二度と戻れない、という程度の認識の方がいい。

§

VC++ の話。6.0? CArray ってサイズがintだからSTLを使いたい所なのだが、 STL使うなという指示で作業しているので、CArray。 ただ、その都度例外を見るのがアレなので、 Addで例外が発生しないようなクラスを作ることにした。

template class CArrayWithoutException : public Carray
{
public:
    bool AddElement(ARG_TYPE newElement);
};

で関数本体は例外を catch するだけ。

template BOOL CArrayWithoutException::AddElement(ARG_TYPE newElement)
{
    try {
        Add(newElement);
    }
    catch (CMemoryException& ex) {
        ex.ReportError();
        return false;
    }
    return true;
}

で、CArrayWithoutException arFile; みたいなのを定義して AddElement しようとすると、リンクできない。

というのでハマりかけたのですが、 これって C++ の仕様だっけ? VC++ ローカル?

というか、やっぱりC怖い。あ、C++か。


2002年08月12日

8時間睡眠に根拠はない、というニュースがasahi.comに出ていたが、 8時間睡眠って何だっけ。 とかいう感じで、私はあまり寝ていないような気がする。

§

マルエツが時刻に応じて陳列商品を切り替える収納台を導入したというのだが、 コンビニに対抗するというのなら、 もっと単純に、お客さんのニーズを直接調べるとか、 そういうアイデアはどうだろう。

最近どういうのがあったかというと、 例えば、カラムーチョ。 なぜかコンビニに置いてないのだ。 どこにもないかというと、 多分そんなことはないのだが、 たまたま近くのコンビニでは数がさばけないのか、 並んでいないのである。 getするのに結構な旅をすることになった。

他には、ヤキソバ弁当。 ヤキソバだけ入っている奴。 あんなのどこにでもありそうだが、 なぜか無かったのだ。 その時は、近くの全コンビニが全滅、スーパーにもなかった。 広島焼とセットになったものはあったのだが。 ちなみに、翌日行った同じスーパーにあったというのがドヒェー系。


2002年08月07日

ワン切り対策って結構盛り上がってるみたいだが、 自衛策が殆どないという報道、結構ウマいと思った。 「殆ど」という表現がポイントだ。 全くないとは書いてなかったのだが、では、その「殆ど」から漏れる対策、 一体何があるのだろう?

ユーザの立場なら、一定時間内に着信できる数を制限する機能とか。 これは割と簡単に実現できると思う。 例えば1分以内に3回着信したら、1分間 on hook にするとか。 ただ、そういうのは、よほどヘビーな攻撃されてないと意味ないか。

NTTとか通信業者側だけど、 これはどこかに前書いたように、 ワン切りできないように、ワン接続機能がいいと思う。 この機能が指定された回線から発信すると、 ワン切りする間もなく、いきなり回線が仮想的に繋がる。 繋がった状態で相手を呼び出す。 留守番電話でありますよね、あの機能と同じだ。 電話がとにかく受けちゃったら、 留守電が呼び出しているだけなのに料金がかかってしまうので残念な思いをする、 という仕組み。

で、それでもワン切りやりたければやったらいいが、 実際、1万件のワン切りに10万円請求されるとなると、 誰もしなくなるんじゃないか。

もちろん、 そういう機能は「3分間に10回以上」のような制限値を超えるまで眠らせておいてくれないと困るけど。

もっと穏便な方法としては、 例えば1回ダイアルしたら10秒使えないように交換機側で制御するとか…。


2002年08月04日

伊豆ナンバー新設に、国土交通省が難色を示しているというのだが、 その理由に、システム変更に5億円かかるというのがちょっと気になる。

そんなにかかるものなのか? というか、 システムの拡張性に疑問。 それと、地元では伊豆ナンバーが観光などに効果があると考えて運動しているというのだが、 経済的な狙いがあるというのなら、 システム開発費を地元が出せば解決する話だと思う。

しかし、ナンバープレートって、そんなに経済的な影響あるのですかね?


2002年08月03日

「今日の戯言」の 日向サンパーク温泉をネタにした所で、 「確信犯」という表現の使い方が気になったというメールをいただきました。 どうネタにしたかというと、こうなっている。

日向サンパーク温泉 の水質検査で基準値の15万倍のレジオネラ菌が検出されたと宮崎県が発表。

入浴客が集団感染して話題になったのだが、 報道で気になったのは、 この温泉に衛生管理者がいなかったとか、 県が何度も営業自粛要請をしたが全部無視されたとか、 そのあたりか。

つまり、確信犯でしょ。 業務上過失致死とかじゃなくて、殺人(未遂)とかで起訴していいと思う。 個人的には、責任者に「毎日温泉に入る刑」というのを期待したい。 もちろん、現状の。 日本では無理っぽいが。

で、確信犯というのは「正しいと信じてやった」ということを意味するので、 「悪いと知っていてやった」というのとはちょっと違うんじゃないか、 という趣旨のメールでした。 誤解していたら済みません。 引用してもよかったのかな。

そう言われて読んでみると違和感があるというか、 多分このメールを送ってくださった方の感覚が一般的なのだと思う。 どういうことかというと、 「今日の戯言」を書いている頃というか、 @niftyの前のNIFTY SERVEのその前にあった NIFTY-Serveで発言していた頃からそうなのですが、 基本的に、私の刑法解釈というのは、 「〜をしてはいけない」という定めではなくて、 「〜をしたらこのような処置をする」という定めだということ。 法学は殆どやってないので、すみませんが、 法学では何と言うのか覚えてない。 何かこのような解釈に名前があったと思うのだが。

誤解を恐れずに極端に分かりやすく補足すると、 強盗殺人というのは死刑か無期懲役ということになっている。 これを普通に解釈すると、 強盗殺人というのは死刑か無期懲役という罰則に対応する程の悪辣な犯罪だから、 社会的には許されない行為だ、というあたりか。

私の解釈は違う。 単純に文字通りに、 強盗殺人をしたら死刑か無期懲役になるという解釈をする。 って分かり難いか、 最遊記でも三蔵が言ってるが、 人を殺すということは、殺されるというリスクを負うことだ、とかいう。 これなら分かりやすいだろ。 つまり、逆に考えれば、 死刑のリスクを負う覚悟があるのなら強盗殺人しても構わない、 ということだ。 と法解釈するのである。

アウトロー的発想だという批判があるかもしれないが、 それは的外れというか、あくまで法解釈なのでアウトローではない。 異端かもしれないが。 ここでポイントになるのは、 刑法に反するような行為を「悪」と考えるかどうかということで、 違法行為をリスク換算で解釈するのであれば、 善悪とは次元の違う話になってくるのである。

って、何をいってんだ、殺人のどこが「悪」じゃないのか、という人もいるかもしれないが、ほんの百数十年前は、 日本には武士という階級があった訳だ。 とはいえ、江戸時代も後期になれば、 仇討ちといえども御法度になるとか、非殺人系の風潮が強まっていたようだが、 仇討ちというのはどう考えればいいのか。 もちろん、現代の日本で仇討ちをすれば殺人罪になってしまう。 もっとタイムリーな話題としては、安楽死はどうだとか、そういう話もあったりする。 安楽死の場合、「過失」ではありえないので、殺人罪が適用されてしまうのだ。

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FPROGにコメント付けるスクリプトのsubject作る処理がバグっていたので修正。


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