Phinloda のいつか聴いた曲

Tears For Fears - Everybody Wants To Rule The World

電車シリーズ【謎】終。もう思いつかない。love train の話はTMNの時に書いたかもしれないが Tears For Fears の曲に出てくるということで、Tears For Fears からもう1曲。とはいっても実は Tears For Fears の曲はアルバムで聴いたことがないため、殆ど知らない。このEverybody Wants To Rule The Worldの他には、先に紹介しているShoutSowing The Seeds Of Love の他には Woman in Chains 位しか思い出せないのだが、いずれも強烈な後味が残る曲ではないかと思う。

その中で一番印象深いのはやはり前に紹介した Sowing The Seeds Of Love なのだが、曲として本当に一目置きたいというか、すごく遠い所にあるような印象を持っているのが今回紹介する Everybody Wants To Rule The World。私は素人ながらオリジナルで百曲以上作っているのだが、何か目標があるかというと、ないのだが、しいて言うならこの曲のような曲を作れたらと真剣に思う。

Tears For Fears の曲はメッセージソング的なイメージが強いかもしれないが、この曲の単純なようで複雑かつ綺麗に組み合わせられたアレンジはそう簡単に真似が出来るものではない。そして重要なのがインプレッション。この曲全体を支えているリズムに乗せたバッキングのメロディーは思いつくかどうかの一発勝負。あるいは、何かが降りてくるというのだが、多分そういうことが一生に何回かあって、それだけに人生を賭けた人だけが捕まえるチャンスをgetできるような、そんな曲ではないか。

歌詞ときたらもう完全に give up で、こんな歌詞は私には書けないというより思いつかない。 ******** なんてのは鳩山内閣にそのままお贈りしたいような見事な表現だが、indecision なんて言葉は赤単に出てきたかどうかも覚えてないが、その優柔不断を ビジョンの無さと結びつけてしまうところが、そこまでするかという感じでとことん凄いのである。

1985年の曲。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/24624039.html です。

2010-05-05 03:45:07 JST

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