Phinloda のいつか聴いた曲

風 - 冬京

降るらしいどころか東京ではドカドカと降っていましたが、今はちょっと止んでいるようだ。ということで、今日も風の曲から冬京。冬の京都ではなくて東京の歌である。

歌詞は女と別れた男目線の内容。かぐや姫時代からの、おなじみのシチュエーション。 何のためという、突き放した感じすらする表現は、初期には出てこなかった深い内面的なところを抉り出すようなものだが、全体的には、かぐや姫の時代の懐かしい雰囲気がある。赤い電車というのは、さだまさしさんの「檸檬」に レモンに対比させる赤い色として快速電車を持ち込んだシーンが出てくるが、そのことだろう。二番の歌詞はすごくよく出来ている。安アパートの階段というのはむき出しの鉄板(もちろん塗装してあるが)だったりして、結構ガンガン音がするのだ。

曲は静かなアレンジだが、リズムパートとベースが前面に出ているポップ系のアレンジ。アコースティックギターとエフェクトを効かせたエレピアノを使った定番形式で、ときどきパーカッションがうまい具合に入り込む。アコギのソロが風っぽい。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/27230468.html です。

2011-02-12 00:20:18 JST

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