Phinloda のいつか聴いた曲

さだまさし - 空蝉

今日はだいたい午後5時まで寝ていました。00:00~17:00 としたら17時間、途中、薬を飲みたいので朝、昼は起きたけど、ちょっと調子悪すぎということで、今日で毎日投稿記録が終わるところだったが、気合を入れて、さだまさしさんの空蝉。こういった人生の悲哀はさだまさしさんの得意分野の一つ。深い人生を送った人ならではの作品なのだ。

今日の予定は終わりました。何もしてないような気もするが。歌詞はブラックな雰囲気もあるが、来るはずの人をずっと待っていた、でも来なかった、という経験は一度はあるだろうか。何度もあるとしたら酷いものだが、この歌の場合は、最初から来ないことは分かっていたのだろう。空蝉というのはもともとセミの抜け殻のことだが、そこから転じていろいろな比喩に使われる。なぜセミだけ、という不公平感もなきにしもあらず。「埋火」はうずみび。火鉢を使っている家庭も今では少ないと思うが、火種として取ってある、灰の中に埋めた火のこと。洒落た表現なんだけど、IH時代の若者には通じない。いつのまにか古文の世界になっている。

曲の方は、最後にこんなに盛り上げてどうするんだ、といった感じの勝手に頑張るギターソロが虚しい。人生なんて自分の知らないところで盛り上がっているという意味では何かの象徴かもしれない。多分そんな深いものはないのだろうけど。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/27874438.html です。

2011-05-24 21:34:41 JST

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