もう一曲、有名なクリスマスソングでサンタが町にやってくる。この曲と既に紹介した「赤鼻のトナカイ」「ジングルベル」で、三大クリスマスソングらしい。他にも「きよしこの夜」や「もろびとこぞりて」のような有名な曲があるが、これらは賛美歌なのである。
歌詞は「メリークリスマス」としか言いようがない、特に深い意味もない単純な取ってつけたような内容だが、Santa Claus Is Coming to Town は 1934 年に発表されているので、当時どういう背景で歌が出てきたのかよく分からない。キリスト教国だとクリスマスというのは特別な意味を持っているから、サンタがやって来るという感覚も、もしかすると日本とは違うのかもしれない。ちなみに原曲は「サンタが来るのだからいい子にしてなさい」的なアドバイザリーなのだが、日本語の歌詞はものすごく抽象的なお祝いの内容になっている。
曲はシンプルでリズミカルで、いろんな人がいろんなアレンジでカバーしているけど、どれも陽気に雰囲気を盛り上げるパワーは強大だ。
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です。