今日選んだピンク・レディーの曲は、モンスター。この曲は8週連続でオリコン1位だったそうだ。この曲自体、ある意味モンスターなのだ。
作詞はもちろん阿久悠氏。他のヒット曲と同じといえば同じなのだが、「********」というのはちょっと風刺が入っているような感じもする。トマトジュースって吸血鬼ですか。そういえば最近トマトジュースが流行っているらしいが。歌詞の中では気の弱いモンスターといった感じの描写もあるのが面白い。一体何をモンスターに喩えたのだろう。
作曲は当然都倉俊一氏。曲が始まる所に怪物の笑い声っぽい効果音が入っている。叫び声とか、個人的にはどうもマイケル・ジャクソンのスリラーを思い出してしまうが、スリラーは1983年。モンスターは1978年だからスリラーの5年も前にリリースされているのだ。それはそうとして曲だが、ベースランニングがポップに頑張っているのが目立つ。でも何といってもこの曲は「モンスター」という所のツカミが完璧であること、それに尽きるかも。
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です。