今日の春ソングは、谷山浩子さんで、たんぽぽ。春といっても、春の終わりという内容だからちょっと気が早い。この歌は2011年1月22日に紹介しているが、前回は真冬だった。
東京では桜も散り始めてしまって、本格的に春だが、たんぽぽは少し前からわんさか咲いていた。まだ綿毛はあまり見かけない。たんぽぽといっても外来種のセイヨウタンポポが結構多いようだが、どんな隙間でも花を咲かせる生命力はすごいと思う。そのパワフルで地力のあるたんぽぽを、この歌は儚げな対象として描いているところが面白い。
前回は書かなかったが、この歌は最後に「白くもえて」と、白いイメージで締めくくっている。白くもえるという表現も面白い。
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です。