Phinloda のいつか聴いた曲

南こうせつとかぐや姫 - 田中くんじゃないか

南こうせつさんの歌には、食べ物がよく出てくる。本当は今日は「名物せんべい」か「けんきょ」でも紹介したいところだが、例によって歌詞が見つからない。こういうのは国家規模でデータベース化しておいて欲しいんだけど、文化庁とか動いてくれないのかな。まあないものは仕方ないので、今日の食べ物ソングは、南こうせつとかぐや姫の田中くんじゃないか

かぐや姫の初期の歌。まだちょっとコミックバンドに足を突っ込みかけている感じがする。この歌、作詞が正やん。と思って聴けば、後の歌に何となくモチーフが重なっているような気もしないでもない。省エネの今の時代どころか随分前から裸電球の四畳半のアパートなんて絶滅しているような気がする。この歌は神田川が大ヒットする前の年、1972年にシングルリリースされている。

出てくる食べ物はラーメンライス。300円で食える時代だったようだ。しかもその日暮らしっぽい。これって友達にお金借りたりするパターンかな。一杯のかけそばという話が流行したことがあるが、この歌ではラーメンライスが安いものとして出てくる。今みたいなグルメ志向のラーメン屋は殆どなかったと思う。今だとかけそばが200~300円程度で、ラーメンはもうちょっと高いところが多いのかな。ちなみに食費を節約したいなら学食で食べるという裏技が。学食のラーメンっていくらするんだ?

曲は3拍子で、和製フォーク以外の何物でもないような感じ。2番だけ正やんが歌っているのが面白い。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/30148587.html です。

2012-10-02 17:49:54 JST

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