Phinloda のいつか聴いた曲

山田パンダ - さびしさを置いて

読書の秋ということで本ソングを探していたのだが、諦めムードであります。すみません。紹介したかった曲は、まず、イルカさんの孤独な歌人。本は出てこなかったっけ? このCD、なぜかiTunes に取り込むときに失敗して、雨の物語から後はぐちゃぐちゃになってしまったのだ。歌詞も、どのサイト探しても出てこない。もう1曲、紹介したかったのは山田パンダさんの「坂道」。赤い表紙の本が出てくる。化物語? なわけないか。

ということで山田パンダさんの歌詞を探していたら、曲が増えていた。増えていたのに「坂道」が入っていないというのが何だかですけど、今日紹介するのは、雨ソングの時には紹介できなかったさびしさを置いて。ちょうど今、雨降ってるし。1975年9月リリースのファーストアルバム「Lovely Hat Shop」収録曲で、ベストにも入っている。

歌詞はかなり意味深です。少女マンガに出てくる不治の病の少女みたいなイメージだとおかしいだろうか。私の知っている少女マンガだとなぜか男が死んでしまうのが多いんだけど。その後のまとめ方が凄いというか、最初に読んだ時は何かぴっくりしてピンと来なかった感じなんだけど、今もそう変わらんな。

曲はコード進行が難しい。最初、ピアノ伴奏だけで1番の歌を歌いきるのだけど、どことなくパンダさんの進行ではあるのだが、かなり独特な感じである。2番でエレピと管楽器が入って、それでもリズム系がないというのがまた独特で、趣があるというのだろうか。かなり好きな曲なんだけど、あまりにもマイナーで誰も話題にしないのだろうな。今だと流行りそうもないし。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/30197347.html です。

2012-10-17 21:32:02 JST

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