Phinloda のいつか聴いた曲

Simon and Garfunkel - The Sound of Silence

今日の学生ソングはもはや学生でも何でもないのだが、サイモンとガーファンクルの伝説の名曲、The Sound of Silence。この歌は2009年4月9日に紹介した。当時はまだ mixi に活気があったのかな。今だと twitter や facebook という言葉が出てくるところだ。

もちろん映画「卒業」に使われたテーマ曲。卒業だから学生に関係あるだろうという強引な理屈。確か主人公のベンジャミンは大学を卒業して大学院に進むのだから無関係でもないけど。にしてもこの歌の歌詞が映画にどういう関係があるのか今更ながら不思議な感じがする。哲学には無知の知なんて言葉も出てくるが、無音の音というのはどんなものだろうか。一切演奏のない音楽というのもある。熱狂する人もいるらしいが、あえて言わせてもらえば、とてつもなく下らない。そのとてつもなさがいいんだというのなら別に構わないのだが、だったら無音の音というのは何なんだというのも答えざるを得ないだろう。安直に考えるなら音がないというのも音の一種という所だろうか。この歌はそうではない。音という現象をもっとメタな次元から見ている。だから ******** とか ******** という言葉が出てくる。人間が認識しない物体は存在しないに等しいという単純なパターンに当てはめるにも無理があるが、一つ上の次元から考えるという発想は重要なことだろう。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/30554058.html です。

2013-02-10 18:32:56 JST

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