最近、本を読む時間がないのがちょっと悩みの種だ。このページは電車の中で書いている。ということは電車の中で本を読む暇がないわけだ。もう少し混雑してパソコンが使えない状況になったら読むのである。今日の歌も昨日に続いて TOOL さんで『Parabola』。
コンセプトとして魂と肉体が別の存在だというのはありふれた説で、日本の生命観だとむしろありふれた解釈だろう。霊魂とか、死んだら魂が離脱し、50年たったら他の肉体に入って生まれ変わるとか、あるいは個人の精神というのは実は深いところで別人とリンクしているとか。歌詞は魂が肉体に入り込んでいろいろ感じたり考えるという内容。痛みが肉体のトラブルに対する警告信号だという解釈は医学的に常識だと思うが、最近は何も問題ない状況で警告信号が出てしまうという症状が多いような感じである。精神と肉体というのは、テーマとしては善悪とか吸血鬼とかいう魔界系に比べるとピュアなのかもしれない。
この曲を聴いた後、は何となく Vanden Plas さんを聴いてみたいような気分になった。