今日の曲は、Van der Graaf Generator さんの『Lost』。
1970年リリースのアルバム、「H to He, Who Am the Only One」収録曲。この曲も長い。 歌詞は失ってから大切だと分かる的な、割とありがちなモチーフではあるが、50年前にこの冷めたフィーリングは何かいいかも。 reality が unreal というのは少し分かるような気がする。現実には案外現実味がないのだ。
もちろん曲はプログレッシブロック。 最後にぐちゃぐちゃになって fade out して終わる。もうちょっと長く聴いていたかった、というような余韻のあるエンディング。lost 感はあるけど。