かぐや姫の歌にはよく雨が出てくる。叙情派フォークに雨はよく似合うのかもしれない。今日選んだ雨ソングは、南こうせつとかぐや姫のアビーロードの街。この歌は2010年10月16日に紹介している。
タイトルには雨が出てこないのに、1番から3番まで全部雨が出てくる。青山通りってそんなによく雨降るのかというとそんなことはない。ていうか、そんなことより、この歌に出てくる雨は別れの象徴ではなくて、もしかしたらその予感のようなものは含ませてあるのかもしれないが、もうちょっとじめじめした、それでも一所懸命二人で生きているみたいな、そんな前向きな暗さを想像させるのである。歌の中では男一人ってところが微妙なのがよい。
※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は
https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/29709790.html
です。