Phinloda のいつか聴いた曲

山田パンダ - 家路

今日も芸術の秋ということで芸術ソング…といきたい所なんだけど、うまい曲が思いつかなくてすみません。先日、山田パンダさんの曲の登録が増えているということで紹介したのだが、もう一曲、とても好きなのが追加されているので紹介する。これもファーストアルバムに入っている歌で、家路。カウントが3桁だ! そこまでマイナーな曲なのか…

子供達をを見ている大人という構図なのだが、昨日まであの中の一人だと思っていた「私」が見ているのは自分が子供だった頃の姿だ。(手元の歌詞カードで確認したが、3番の歌詞に「あの中に」とあるのは「あの中の」の謝り) 家族というものがこの歌のテーマだとしたら、「僕」というのはどんな位置にいるべき存在なのだろうか。

オーケストラのストリングスアレンジが歌詞にぴったりでとてもいい。夕暮れの光景を見ているような雰囲気。アルペジオに乗せてパンダさんは淡々と歌う。最後にエレピで「遠き山に日は落ちて」のメロディを演奏して fade out するのはやや懲りすぎなのかもしれないが、最後の曲だけにしみじみとした感じがアルバム全体を閉めていて趣がある。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/30225030.html です。

2012-10-26 21:32:07 JST

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