Phinloda のいつか聴いた曲

山田パンダ - 欅並木

秋とは少し離れるけど、折角なので、パンダさんの曲から続けていくつか紹介したい。今日選んだのは欅並木。けやきという字、難しいですね、書けますか?

作詞は「神田川」の喜多条忠氏。季節感としては若葉が出てくるので春だろう。春は別れの季節であり出会いの季節。大学が秋入学になってしまうと、こういう季節感も失われてしまうのだろうか。並木道が人生を象徴しているというのが面白い。北原白秋の「落葉松」が林を人生に見立てているのを何となく思い出す。街を出て行くという時に「さよなら」を背中で聞くというのが、ありふれていそうな表現なのだが無茶苦茶カッコいい。

曲はフォークロックより少しポップに寄った感じのアレンジ。ギターがずっとバックで頑張っているあたりがフォークかな。パンダさんの歌はどうしてもベースに注目(?)してしまうのだが、「欅並木の…」の直前のキメのメロディが印象に残る。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/30227558.html です。

2012-10-27 18:49:40 JST

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