Phinloda のいつか聴いた曲

吉田拓郎 - イメージの詩

今日の頑張れソングはちょっと違うような気もするが、吉田拓郎さんのイメージの詩。7分近い長い曲。この歌は2011年2月17日に紹介した。

古い船を動かせるのは新しい水夫だ。今の日本を動かしているのは誰だ。維新の会みたいなのが出てくるのは面白いが、動かしているようには見えないだろう。慣れるということより恐いのは怖さを知ってしまうことかもしれない。それを飛び越えないと次のステージに進めない、そういう状況で無茶をできるのが若者の特権だった。「今の若者は」という言葉は使い古されていて、いつの世にも適切で不適切でもあるのだが、ちょっと前のITバブルのような時代に出てきたホリエモンのような人物が出てこれるようなベースはあるのだろうか。就活に追われ、結婚は先延ばしにして、車を買うよりも貯金したいという若者が出てくるというのは、何かを暗示しているようで、そんな時にこういう歌が必要なのだと思う。

自然に生きると分るのが不自然だというのは当たり前のようで面白い。でも今の日本って自然ブームではないですよね。しいて言うならエコかな。あと脱原発。ブームにするのは失礼か。でもさ、事故が起こってから大騒ぎするのってどうなんだろう。人間というのは一体どれだけ考えて毎日を生きているのかと思うこともある。危機感というのは怠惰な日常が忘れさせてくれるが、例えば核戦争。大地震。そういうのが明日来るかもしれないという危機感を持っているかと言われたら、どうも私も持っていないような気がしてきた。そして、まだ長い長い坂の途中だ。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/30631457.html です。

2013-03-08 19:16:15 JST

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